말아톤

you_hikyaku2005-06-09


5才の心を持つ 20才の青年チョウォン
       「ボクは走っている時が一番幸せ!」

シマウマとチョコパイが何より好きな自閉症の為5才児並の知能しかない青年ユン・チョウォン。「走る」と言う事に興味を覚え、過酷なフルマラソンへと挑戦していく。彼の家族・彼に関わる周りの人たちも彼の純粋な心に次第に惹かれていく…

主演:チョ・スンウ キム・ミスク ペク・ソンヒョン

先日、有楽町マリオン新館にて「マラソン」を観て来ました。
舞台挨拶では、出演者は来れなかったものの監督らは来てくれました。
そして、綾戸智絵さんも壇上に上がりこの映画について熱く語ってくれました。
もちろん、ゼブラ模様の洋服を着て…(笑)

チョ・スンウの映画は色々観てきましたが、障害のある方を演じてるスンウくんの演技には参りました。
うますぎ・・・
シマウマが大好きで、街でゼブラ模様を見かけたらさぁ大変。
興味ありありで近づいて行っちゃうし、スーパーで音楽が流れれば創作ダンスの披露。
そんな思わず笑っちゃう場面もありつつ、感動映画。
そして、弟役のソンヒョン君がすっかり大人になっていた!!
天国の階段では、まだ子供だな〜って思ってたけど、素敵になってました。
オンマ役のミスクさんは、とにかく好き。純粋に、彼女が好き。
自閉症を知っての落胆、息子への期待・・・なにより精一杯の愛情を注ぐ。
彼女の演技には見入ってしまいました。
出演の方がなにより演技がうまいので、余計に感動できました。
この実話をこの主演陣で映画化したのは大正解だったんじゃないかと・・・
映画が終わると、拍手喝采で監督も嬉しそうでした。

映画が終わって、ロビーでは映画のCM撮影が行われてました。
あの「感動しました〜(泣)」「(映画のタイトル)サイコー!!」ってやつ。
遅れてロビーに出ると友達が出演して欲しいと頼まれてましたが、必死に断ってました。
もちろん私は(スタッフさんに聞こえないように)出るよう薦めましたよ。
「よくやってる、私が大っきらいなCMでしょ?出なよ〜!!」とね(笑)
あの毎度同じの、何故か定番化されてきてるのが嫌いなんですよ。
嫌いってか、苦手って言う方が正しいのかな・・・。
そうこうワーワーはしゃいでいると、その後ろで前田のギンギンが撮影してました。
来てるのは知ってたけど、まさか出るとは!
びっくりしたけど、よく考えたら普通だよね。だって芸能人なんだもん。
あーおもしろかった。





余談ですが、私はスンウ君の演技に対するこだわりがとっても好きです。
彼は、ミュージカル俳優であり映画俳優。
ドラマには一切出てません。とっても繊細な人で、自分の演技にこだわりを持ってる。
元々舞台を主としてやっていきたいみたいで、
今年行われた「ジキル&ハイド」をちらっと見ましたが、正直ビックリしました。
申し訳ないが、こんなに凄いとは思ってなかった…
是非とも、このこだわりをずっと持って活動して欲しいって思います。