『PROMISE-無極-』


愛で運命[PROMOSE]を超えろ


<主演>

無敵の権力者にして愛を知らない大将軍・光明/真田広之
何かを望む事を許されず、俊足だけを与えられた奴隷・昆崙/チャン・ドンゴン
美しく冷徹な公爵・呉無歓/ニコラス・ツェー
望むものを全て与えられる代わりに、真実の愛は得られない王妃・傾城/セシリア・チャン


公開初日、はりきって観に行きました。
チャン・ドンゴンが出演する中国映画。言葉もオール中国語。
チャン・ドンゴン曰く、「時代背景はないので、物語を見てるような感じで見て下さい」とおっしゃっていたのですが・・・


時代背景があったら怖ぇーよ!!と、思わず突っ込みそうになったじゃないか!(笑)


中国映画特有のワイヤーアクションに、CG満載。
そして何よりも、役者さんが真剣にやってるのに思わず笑ってしまうシーン多々あり。
最初の御主人様に二足歩行を許されない奴隷役のチャン・ドンゴンが、
ガァーっと膨大なバッファローから這って逃げていく様は、言葉に出来ません。
最初の御主人様が殺され、大将軍に俊足を認められて、
「わしの奴隷になれ」「はい」と肉が食えるからと言う理由で即答。
それからは二足歩行を許されるも、走る走る。とにかく走りまくってるチャン・ドンゴン
俊足と言うも、その速さは尋常ではない。
戦で深手を負った大将軍の変わりに王を助けに行くシーンでは、
大将軍の「華鎧」*1を着て王を助けに行くも結局は王妃を殺そうとした王を殺してしまうし、
ニコラス・ツェー扮する無歓に追われると、超オドオドしてるし。
とにかく、面白い。面白いって言葉が適切かは別にして私は面白かった。
CMでも流れてた、大将軍の胴上げシーンも大将軍のあまりのガッツポーズ姿に思わず笑う。
無歓が持っていた金棒?も手の形になっていて、親指を立てた「グッジョブ」になってたり、人指し指を立ててたり。
しかも、部下がいい仕事をしたら自らの手ではなく「グッジョブ金棒」を出す・・・と言う荒業。
最終的に、光明と無歓が傾城を取り合うって感じだけど、2人とも傾城を愛してるのかと思ったら、
「お前のせいで、善人になる機会を失った」みたいな感じで無歓が言い出して、
おーい。結局は怨んでたのかよーと言いたくなるし。
実は昆崙は元々奴隷じゃなくて、無歓によって部族ごと殺された生き残り?だったり、
その無歓の奴隷は同じ部族の仲間だったらしく、結局は裏切って昆崙の味方になったり・・・
と、まぁ何せ内容が満載なわけです。
正直、うまく書けません。観ないとこれは伝わらないだろう・・・
私は気が付かなかったけど、後ろに座っていた人は途中から内容が分からなくなったらしく戸惑っていたらしい。
気持ち、分からんでもない。私も一瞬、あれ???って思うとこもあったから・・・(笑)
ま、あーだこーだ言ってますが、
真田広之チャン・ドンゴンの中国語も違和感なかったし私はこの映画、結構好きです。
あと、この映画。色が凄い綺麗。中国映画ってとっても鮮やかな気がする。
そして、ニコラス・ツェーがかっこいい!
「美しく冷徹な公爵」だけあって、美しいのです。綺麗でスマートって感じかな。
基本、ボロボロな格好に髪の毛ボサボサのチャン・ドンゴンは不利だ!!(笑)
でも、途中で綺麗な格好になると男前度が復活。で、またボサボサになると・・・?
凄い不思議なのは、この映画であんまりニコが日本では注目されてない事。
おっかしいよねぇ〜、あんなに男前でこの映画でも重要人物なのに・・・
あんまり知られてないのかな?香港じゃ凄いのに。
この映画でファンが増えるかな??
ちなみに、↓がニコラス・ツェー

*1:ビストロスマップでチャン・ドンゴン来客の際、香取君が着ていた鎧